こんにちは。
奈良の色彩と占い処実輪(みのわ)の阪口みのりです。
年末の紅白以来、藤井風くんにドはまりしております。
さっそくCD買うた ↑
で、先日久々セッションに来てくださったお客様でカラーセラピストさんが、
藤井風くんの「青春病」に
『青春はどどめ色』
という歌詞があるのを教えてくれました。
↑新しいアルバムに入ってる「青春病」。
「どどめ色」って久しぶりに聞いた気がする(笑)。
どどめ色の青春っていったいなに?!
青春の色について黒みのりがあれしてみる
そもそも青春のイメージって
「青春」という言葉を聞くと個人的に私の脳内では
チューリップの「虹とスニーカーの頃」の
「若かった~何もかもが~あのスニーカーはもう捨てたかい」という歌がリピート再生されます。
青春って、よくあるイメージとしては
「レモンスカッシュとかカルピスとかポカリスエットとかみたいな、
爽やかでハツラツとしててキラキラしてる☆彡」
みたいなのがあると思います。
イエローとか黄緑とか水色とか、明度が高い色のイメージかな、と思います。
どどめ色、調べました。
どどめ色(ドドメ色、土留色)とは、その名前は知られているが正確な定義のない色。方言では桑の実、また青ざめた唇の色や、打撲などによる青アザの表現に用いられ、赤紫から青紫、黒紫を指す。英語では桑の実の色(マルベリーパープル)はラベンダー色に似た色を指す。
桑の実を利用した食品や染めものに言われることもある。
どどめ色 - Wikipedia
どどめ色は「赤紫、青紫、黒紫」あたりの「ドス紫い」色っぽい感じのようですが
(ドス紫(むらさき)い、という言葉はないです。念のため)
Wikipediaの中の記述で
桑の実は熟すにつれて赤色から黒紫色へと変化する
とあるので、どどめ色は成熟の赤紫色っぽいイメージを持ってもいいのかな、と思います。
トリニティカラーセラピーのボトルカラーでいうとマゼンタかな。
青春というより熟年、という感じだな(笑)。
青春ってキラキラしてる?
青春の
「爽やかでハツラツとしててキラキラしてる☆彡」イメージは
果たしてそれでいいのでしょうか。
青春の時期は、いわゆる思春期真っ只中。
子供から大人になる手前の時期ですね。
ハツラツとしてキラキラしてる、希望や期待で胸躍る時期ですが、
その反面、葛藤ややりきれなさ、若さゆえの苦しみも心に抱えている時期でもあります。
たぶん、青春真っ只中の人からすると、
キラキラして楽しくて、というのと同じぐらいかそれ以上に
悩み苦しみ傷つき、揺れ惑う青春なのかも。
喜び楽しむ反面、傷つきやすく心に痛みを抱えることもある青春。
傷つき痛みを抱える=マゼンタなので、
どどめ色の青春は、青春真っ只中の青年が感じる青春の色なのかもしれません。
マゼンタの傷と痛みの向こうにあるターコイズ
さて。
青春なう、の傷を負ったマゼンタ。
いろんな痛みや傷をマゼンタはすべて経験に変えていくことができる色です。
すべてを経験として蓄積していったマゼンタは、それを持って新世界のターコイズへと進化していくのです。
そして時が経てば、いい経験だったなぁと懐かしんだりして。
青春時代のマゼンタの傷も痛みも、ターコイズで流されて昇華される日がくるのかもしれないですね。
結局のところ、どどめ色の青春って?
藤井風くんの「青春はどどめ色」の青春は
おそらく「青春病」というタイトルと、
どどめ色の言葉の響きとのあれだと思うので
どんな青春だったかはわからないですが、
少し前の青春時代を振り返って、
どんな「どどめ色」の経験に思いをはせるのかな、と妄想しています。
色の意味を知ると心が豊かになって、人生がちょっと楽に楽しくなります。