書道発表会への道~「天真書法塾シャンバラ教室ギャラリー展」

書の道

こんにちは。

奈良の色彩と占い処実輪(みのわ)の阪口みのりです。

 

 

今年もこの季節がやってきました。

「天真書法塾シャンバラ教室 発表会」

令和二年七月二日(木)~七月五日(日)まで

世田谷美術館区民ギャラリーで開催されます。

 

そして、今年も作品を出展します!!

 

今年の作品は、柳公権の「玄秘塔碑」を臨書しました。

 

作品は全紙サイズと大きいので

昨年の作品。

準備8割、手本命。

手本作りからはじまります。

 

まず、どの部分を臨書するかを決めます。

1行10文字×5行で全50文字。

こんな感じで配置することにします。

 

で、文字の中心と行の中心をそろえる作業。

一文字ずつどこに中心があるかを見て…

脅 迫状を作っているのではない。

中心をそろえて貼る。

もう一度言うが脅 迫状ではない。

中心をそろえたのが完成。

くどいようだが脅 迫状ではない。

これでだいたい手本作りの半分まできました。

 

これをもとに、実際に臨書する原寸大の手本を作るわけですよ。

手本と作品。

 

書籍からスキャンして、

原稿は白抜きの文字なのでPhotoshopで白黒反転させて、

中心をそろえたやつを見ながら

illustratorで配置させていく…。

 

およそ1,400年前の飛鳥時代に日本に書道(製紙や墨の文化)が伝わり、今回臨書した柳公権は1,200年ほど前の書家ですが、まさかAdobeのフォトショやイラレを使って手本作って臨書されてるとは、柳公権もびっくりだと思います。知らんけど。

 

ということで、

あとは猛烈に…

書いて書いて

書く。

途中、書く文字サイズを微調整するため…

手本を作り直す…

(左)使用前 (右)使用後

 

そして書く。

さらに落款の練習。

お札ではない。

 

そして完成。

作品を吊るにはタコ足ハンガーがいちばんいい。

 

これが軸装されて、いよいよ世田谷美術館のギャラリーに並ぶわけです。

 

ということで、

このご時世、みんな集合だよ!というのもなんとなくあれですが、、

7月2日~5日まで、私の作品はもちろん、

教室の道友のみなさんの素晴らしい作品が一堂に会する迫力満点の発表会です。

 

 

ぜひ足をお運びくださいね!

★現在世田谷美術館では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため

入館時に以下のチェックなどが行われ、問題がない方のみ入館可能になっております。

・マスク着用
・手指の消毒
・非接触検温
・入館者連絡名簿に名前など記入

ご来場の際は特にマスクをお忘れないようになさってくださいね。

 

 

※いつも発表会のタイミングで東京出張セッションを行っていましたが、今年は見合わせることにしました。

関東近郊の方は、オンラインセッションでお会いできたらと思います。

 

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