こんにちは。
奈良の色彩と占い処実輪(みのわ)の阪口みのりです。
「あなた、地獄に落ちるわヨ」
かつてテレビで細木数子が言ってましたね。
カードの鑑定をやってて、
〇〇してもいいでしょうか?という質問には、結果がYesなりNoなりが出るので、それに基づいて定結果をお話しするわけですね。
たとえば、転職していいか?の答えがYesなら、「You、転職しちゃいなよ!」とか。
二択や三択など、どれにしたらいいの?っていう質問に対しても、カードでは「こっちにしとくとええで。」とか答えが出るわけですね。
先日、リピーターの方がAとBどっちにするのがいいかというご相談にカードの鑑定したんですよね。
そしたら、わりとハッキリクッキリ二択の答えが出たんです。

一目瞭然やで。
一目瞭然でA。ダントツA。
迷いなくA。何が何でもA。
質問がビジネスに関わることだったので、ゴールドのカードが出てきたからほぼ間違いなくAしかないわな、なんですけど。
しかしながら、クライアントさんはBの選択がよかったそうで、
「Bって言うて欲しかったわ~!」
ですってよ。
Aがいい理由もBがイマイチの理由も、出たカードからお話ししたけど、
「これ、Bにしてもいいかなぁ…」と言われるので
「Aや言うとるやろ。」とも答えるわけですが。
(クライアントさんは10年来の付き合いなのでこんな感じの会話なのよ)
占いは絶対ではないので、いろいろ事情もあるでしょうから、必ずしも結果に従う必要はありません。
ましてや地獄には落ちないと思います。知らんけど。
さらに言うと、私が占いの結果にするように指示や命令をすることもないので、あとはその結果を踏まえてクライアントさんがどう行動するか、それに尽きるのです。
カード占いの結果はひとつの指標なので、それに従わないとダメ、というよりは、たとえばそれに従わなかったら、未来が少し変わるのであって、その変わる未来は必ずしも悪いわけではないけれど、少し遠回りになったりするのかな、と思います。
私自身、自分のことをカードで占うことがあります。(通称:邪念リーディング、略してジャネリング)
その結果に必ずしも100%従うわけではないのですが、今のところ地獄には落ちていません。たぶん。
ジャネリングの結果と行動の結果は必ず後で答え合わせの検証をするので、占いの結果の通りに行動しなかったときにどうなったかというと、100%悪くなるわけではないし、目指す結果(あるいは近い結末)はいつか得ることができるのですが、回り道だったり二度手間だったりすることもあります。(阪口調べ)
カード占いの結果の通りにしない選択をするならば、別の選択をした場合に気をつけたほうがいいこと、リスクがあればそれを回避するベターな方法などをさらにリーディングするようにしています。
なので、クライアントさんがBを選択しても怒らない(笑)し、恨まないし呪わない(怖)です。
「ちょっと考えるわ~…」
とおっしゃったので、もしBを選択したときに気をつけることなどのアドバイスをして、その日の鑑定は終わりました。
占いの結果が自分の思うことと違うものを示したときは、あらためてじっくりとその問題と向き合ういい機会かもしれません。
余談ですが、後日クライアントさんから、結局Aにしたとの連絡をもらいました。
「Aにしたんかい(笑)」
と全力でツッコミをいれたことを申し添えておきます…。
怒らないし恨まないし呪わないよ。
